12月のはつらつカフェを開催しました!

当院回復期病棟にて、月に1度のカフェを開催しました。12月はクリスマス!🎄

特別にいつもと違う物をご用意しました。

はつらつカフェは毎月、月末の金曜日に当院の回復期病棟にて開催されております。

来月は1/26(金)に開催予定です!

11月のはつらつカフェを開催しました!

当院回復期病棟にて、月に1度のカフェを開催しました。11月は洋梨味と生クリーム付きの物をご用意しました。

はつらつカフェは毎月、月末の金曜日に当院の回復期病棟にて開催されております。

来月は12/22(金)に開催予定です!クリスマス仕様のケーキが出るかも!?

10月のはつらつカフェを開催しました!

当院回復期病棟にて、月に1度のカフェを開催しました。

秋も深まってまいりました。

今回はかぼちゃのシフォンケーキとなっております。温かい飲み物と一緒に皆様召し上がられました!

はつらつカフェは毎月、月末の金曜日に当院の回復期病棟にて開催されております。 来月は11/24(金)に開催予定です!

9月のはつらつカフェを開催しました!

当院回復期病棟にて、月に1度のカフェを開催しました。また本日は中秋の名月とのこと。

特別にお月見バージョンのシフォンケーキをご用意しました!

大変人気でみなさますぐ召し上がられ、楽しまれたご様子です。

はつらつカフェは毎月、月末の金曜日に当院の回復期病棟にて開催されております。

来月は10/27(金)に開催予定です!

脳卒中後遺症(痙縮)治療の勉強会を行いました

5月25日(木)当院ラベンダーホール2階にて痙縮治療の勉強会を行いました。参加者は回復期リハビリテーション病棟のリハビリスタッフ・看護師、訪問リハビリスタッフと訪問看護師が参加し、当院の治療実績からその傾向などを情報共有しました。当院は亜急性期(回復期)から生活期までの患者様に対して痙縮治療を行っており、患者様と看護師・リハビリスタッフが協働しながら取り組んでいます。参加した看護師も、痙縮治療の中で療法士がどのようなリハビリを行っているかのイメージが持てたことと思います。病院スタッフと生活期スタッフが顔をそろえる貴重な時間であったため、有意義な意見交換が行えました。

令和5年4月17日(月)長野保健医療大学で「回復期医療における多職種連携」というテーマで講演を行いました。

理学療法士 石丸 修

令和5年4月17日(月)長野保健医療大学にて「回復期医療における多職種連携」というテーマで、理学療法士の石丸修(回復期セラピストマネジャー)、看護師の宮澤里江(回復期リハビリテーション病棟看護師長)、作業療法士の木村香月(訪問リハビリテーション)の3人で講演を行わせて頂きました。当日は、看護学科・理学療法学科・作業療法学科の4年生(147名)に参加して頂きました。

回復期リハビリテーション病棟における日々の退院支援は、患者様ご家族を含めた多職種で行われており、当院の紹介を含めて、多職種連携業務についてお話しさせて頂きました。長時間の講義とシンポジウムにもかかわらず、学生から積極的に質問もいただき、私達にとっても日々の業務を振り返る良い機会となりました。

回復期リハビリテーション病棟での多職種連携は、長く続く生活期へのスムースなバトンタッチと、退院後の必要な医療的フォローのプランを立てることも含まれます。障害を負いながらも、住み慣れた地域で、少しでもその人らしい生活が送れて幸せを感じていただけることを、スタッフ一同考えて日々業務にあたっていることを伝えさせて頂きました。この講演を聞いて、一人でも回復期病棟で働きたいと思って頂ける方がいれば幸いです。

このような機会を与えていただいた、長野保健医療大学の関係者の皆さま、ありがとうございました。

痙縮治療・リハビリテーションオンラインセミナーに 当院理学療法士の長田豊が発表しました。

2022年8月20日(土)帝人ヘルスケア株式会社主催のオンラインセミナーに、当院から理学療法士の長田豊が演題発表を行いました。テーマは「痙縮治療について~生活期の課題を医療へ~」で、当院で行われている脳卒中片麻痺の後遺症への痙縮治療の現状報告をさせて頂きました。

当院では、入院中(亜急性期)から在宅生活(生活期)の患者様に対して、脳卒中後の後遺症である手足の痙縮に対して治療を行っています。運動麻痺のある手足にピンポイントで注射し筋肉がやわらかくなったところでリハビリを行うと、その効果が高まることが期待されます。以下のデータ(令和4年は6月までの件数です)が当院の治療実績です。

当院の痙縮治療を行う目的は、以下の通りで、それぞれ治療目的が異なるため、患者様とご家族に目的と期待される効果を検討しながら、治療を行っています。

「痙縮治療の目的」

① 手足の筋肉がやわらかくなり、動かしやすくなる

② リハビリテーションが行いやすくなる

③ 関節が固まるのを防ぐ

④ 筋肉の痛みをやわらげる

⑤ 介護負担軽減につながる

痙縮治療で重要なことは、生活目標をご本人とご家族で共有することと、その後の定期的なフォローになるので、患者様の利便性を高めるために、必要な体制作りを続けていきたいです。

食べること・飲み込むことについて

当院では、嚥下障害の方を対象に飲み込みの訓練だけではなく、スクリーニング検査や嚥下内視鏡検査(VE)、嚥下造影検査(VF)などの検査を行い、安全にお食事ができるよう評価・訓練をしています。 嚥下内視鏡検査とは、鼻から内視鏡を入れ、喉の奥を映像に写しながら食物を飲み込んでもらう検査です。喉の形や動き、衛生状態がわかるだけではなく、食べ物が喉を通る様子や、どのくらい喉に残るか等がよくわかります。

(言語聴覚療法技術ガイド 参照)

嚥下造影検査とは、造影剤を含んだ食べ物を実際に食べてもらい、レントゲンに映しながら、口や喉・食道の動きを確認します。食べ物を口に入れてから飲み込みまで、一連の流れを観察することができる検査です。患者様に合わせた評価・訓練を実施し、日々、飲み込みの機能の維持・向上図っています。また看護師介入での摂食機能療法も実施しており、チームで統一した介入が行えるようになっています。

当院でのVEの様子

脳卒中後の作業療法について当院での取り組み

当院における作業療法というリハビリテーションの内容を一つ紹介します。作業療法では退院後の生活に向けて仕事の練習や調理などをします。しかしながら、麻痺により肩や手が思うように動かせなくなり、仕事や調理といった作業が出来ない方がいらっしゃいます。そのため、まずは患者様が今まで生活で行なっていた形に近いやり方で手の訓練などを行なっています。今回はその手の訓練の一場面を紹介します。これは箸で物をつまむ際の練習風景の一場面です。

図1.箸操作訓練の様子①

 このように作業療法で主に使うのは積み木やお手玉、鉛筆、パソコンといったご自宅にもあるような道具です。それらを患者様一人ひとりにあったやり方や難易度で練習をしていく事で、「箸でご飯を食べること」や「自分の名前を書く」といった動作ができるようになってきます。また、患者様と話し合いながら自主トレを作成し、退院後もご自宅でリハビリができるようサポートしています。

脳卒中後の患者様に対する理学療法について当院での取り組み

 当院では重度の麻痺がある方に対し、備品の長下肢装具(図2)を使用し、立位・歩行訓練を早期から行う事に取り組んでいます(図1)。長下肢装具を使用する事で、麻痺した脚で体を支える事ができるため、より早い時期から歩行練習を行う事ができます。また、ご自身の体にあった装具の方がリハビリの効果得やすいため、オーダーメイドの装具の作製をお勧めしています。長下肢装具はリハビリで使用し、病棟生活では上の部分を取り外して短下肢装具として使用します。

図3.オーダーメイドの長下肢装具

その他、様々な評価用の装具を揃えており、より自分に合った装具を作製することができます(図4)。

                 図4.備品の短下肢装具の一部