脳卒中後の作業療法について当院での取り組み

当院における作業療法というリハビリテーションの内容を一つ紹介します。作業療法では退院後の生活に向けて仕事の練習や調理などをします。しかしながら、麻痺により肩や手が思うように動かせなくなり、仕事や調理といった作業が出来ない方がいらっしゃいます。そのため、まずは患者様が今まで生活で行なっていた形に近いやり方で手の訓練などを行なっています。今回はその手の訓練の一場面を紹介します。これは箸で物をつまむ際の練習風景の一場面です。

図1.箸操作訓練の様子①

 このように作業療法で主に使うのは積み木やお手玉、鉛筆、パソコンといったご自宅にもあるような道具です。それらを患者様一人ひとりにあったやり方や難易度で練習をしていく事で、「箸でご飯を食べること」や「自分の名前を書く」といった動作ができるようになってきます。また、患者様と話し合いながら自主トレを作成し、退院後もご自宅でリハビリができるようサポートしています。