女性の年齢とコレステロール
女性は50歳前後になると卵巣の働きが低下し、
卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンが急激に減ってしまいます。
すると閉経をはじめ、からだにはさまざまな変化が起こります。
一般に、女性は男性に比べてコレステロール値が低く、
動脈硬化も少ないといわれていますが、
閉経を迎える頃から、コレステロール値が急激に上昇し、動脈硬化も増加します。
これは、血管壁へのコレステロールの蓄積を防ぎ、
動脈硬化を予防する働きを持つエストロゲンの分泌低下によるものです。
更年期障害とは
体のホルモンのバランスが崩れて
各臓器の働きをコントロールしている自律神経が不安定な状態(自律神経失調)になり
、さまざまな症状がおこるものです。
動悸・息切れ・めまい・肩こりなどは、動脈硬化が原因でおこることもあります。
自己判断による更年期障害との思い込みは止めて、
健康診断を受けて、自分のからだをチェックしましょう。
女性医師が診察
診察を受けていろいろ相談したり、不安なことを聞いてみたいけれど、
男性の医師だとちょっと話しづらい、と思われる方も多いでしょう。
当院では、「女性専用外来」「女性専門外来」を特に設けてはおりませんが、
女性医師(竹重博子Dr)が外来診療にあたっており、
希望により、女性医師に診察を受けていただくことが可能です。