言語聴覚療法
言語聴覚療法では、失語症・構音障害といった言語障害を主に治療を行っています。近年、嚥下障害を始め、高次脳機能障害を発症する方が増えてきました。その他、難聴・吃音・小児の言語発達障害などの聴こえや言葉を含むコミュニケーション障害に関する治療も行っています。
嚥下障害について
現在リハビリの依頼の半数以上が摂食・嚥下障害となっています。高齢化社会が進むにつれ、摂食・嚥下障害は増加する傾向にあります。原因は様々ですが、脳卒中に多く、加齢によっても起こります。最近では日常的にむせてしまう人が多く見受けられます。摂食・嚥下障害は実は身近なもので、患者様のご家族を含め、医療・福祉に関わる様々な職種がかかわりながらリハビリを行うことが最も重要となります。
嚥下造影検査
嚥下障害の患者様が多いという事もあり摂食・嚥下障害に関することが多くなっています。まず、摂食・嚥下障害の客観的な評価の基本となる嚥下造影検査(VF)を行っています。嚥下障害を評価するにあたり食事場面の観察や触診などを行いますが、それだけでは不十分です。口から入った食べ物がどのように喉を通過していくのか、どのように誤嚥をしているのかはわかりません。そこで実際にレントゲン上で確認する事が必要となります。
活躍の場
現在は4名で入院・成人外来・小児外来・老人保健施設(ケアポート三輪)・訪問リハビリを行っています。患者様とは、時間をかけて一人一人と向き合いながら治療を行い、退院後のサポートも行っていきます。