当院では、日本看護協会認定 認知症看護認定看護師による、看護・介護相談を行っています。
- 認知症のことを知りたい
- 認知症の方の具体的な介護の方法を知りたい
- 自分や家族が認知症かもしれないと悩んでいる
など、認知症に関するご相談を受けます。
お気軽にご相談ください。
日時 | 毎月第2・4水曜日 14時から18時まで |
場所 | 当院外来診察室 |
申し込み方法 | 外来看護師または事務受付に声をかけてください。 |
日本看護協会認定看護師については、こちらをご覧ください。
ご挨拶
初めまして、看護部 認知症看護認定看護師の笠井千枝美です。
平成25年6月に日本看護協会の認定看護師資格を取得し、同年11月より2階病棟で勤務しています。
病棟では認知症の方の入院も多く、認知症の方が疾病の治療を受ける際の様々な問題に取り組んでいます。
認知症ケアの基本は「パーソンセンタードケアPerson-centered care」です。
personhood(その人らしさ)を維持することを大切にすること、
すなわち認知症になっても「いつでも・どこでも・その人らしく」暮らせるように支援していくことが大切です。
認知症の方は1人で出来ていた日々の行動や社会生活が徐々に出来なくなり、
誰かの支援がなければ日常生活が送れない状態となっていきます。
そして、ひとりの人間として生きていくための権利を自ら守り、
主張していくことができなくなります。
認知症の方が自分らしく生きていくためには、
身近にいる方の認知症に対する理解と協力が不可欠です。
認知症に対する正しい理解と、その方に適したケアの提供で、
認知症を患っていても幸せな人生を送ることができ、
穏やかな日々が過ごせるように、
他職種と協働してケア体制づくりや介護家族のサポートを行いたいと考えています。
医療法人公生会の理念「地域の皆さんとともに患者様本位の医療・福祉の実現につとめます」のもと、
認知症看護認定看護師としての専門知識を使って、
地域の皆様の健康の増進とQOL(quality of life = 生活の質)の向上に努めていきたいと思っています。
認知症に関する些細な疑問でも遠慮せずに質問にいらして下さい。
そして、家庭での認知症の方の介護の方法もお聞かせ下さい。
私自身も勉強させていただくことが沢山あると思っていますので、宜しくお願い致します。