新年のごあいさつ

令和6年1月

院長 竹重 王仁

年頭にあたり、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。本年も医療法人公生会の理念「地域の皆様と共に患者様本位の医療・福祉の実現につとめます」の目標のもと、職員一同努力してまいりますので宜しくお願いいたします。

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が確認されてから4年が経過しました。昨年5月には感染法上5類となり、対応の仕方が変わりました。

今冬においても季節性インフルエンザとの同時流行が起っており、まだまだ感染症への対応が必要です。当院もワクチン接種、発熱外来、コロナ感染症後方支援病床を運用し、コロナ感染症と対峙してきました。1日も早く終息に向い、従来の診療体制に戻る事を願っております。

また、今般地域における医療機能の連携の重要性が改めて認識されています。リハビリテーション機能に重点を置く当院としましても、更に地域内医療機関との連携を深め、皆様にとって役立つ病院になれる様、努力してまいります。

1959年(昭和34年)開設の当院も満65年目を迎えます。昨年は光熱費・物価高騰などマイナス要因もありましたが、職員一同皆様とともに前進してまいります。

当法人内訪問看護ステーション「ふれあい田町」、居宅介護支援事業所、訪問リハビリテーション、介護老人保健施設「ケアポート三輪」、地域包括支援センターケアポート三輪との連携協力を密にしながら、「ケアミックス型の施設」として地域の中で、医療から介護まで、安心感を与えられ、便利で満足していただける施設としての役割を果たしてまいります。

戦後昭和22年から24年生まれの団塊の世代も、75歳以上の後期高齢者になり、高齢者に対する医療体制が重要となります。しっかり対応してまいります。

また、日本全体の人口減に伴う少子化が進むと同時に発達障害児の「心とからだ」へのケア体制が重要になっています。当院の診療体制を更に充実させ皆様の期待に添う様、整備してまいります。

最後になりましたが、本年も皆様にとりまして幸せに満ちた良い年になりますようお祈り申し上げます。