令和5年1月
院長 竹重 王仁
年頭にあたり、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。本年も医療法人公生会の理念「地域の皆様と共に患者様本位の医療・福祉の実現につとめます」の目標のもと、職員一同努力してまいりますので宜しくお願いいたします。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が確認されてから3年が経過してしまいました。変異するウィルス株により感染増加が起こり、医療非常事態宣言が発令され、現在第8波になりました。今冬においては季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されております。当院もワクチン接種、発熱外来、コロナ感染症後方支援病床を運用し、コロナ感染症と対峙してきました。1日も早く終息に向い、従来の診療体制に戻る事を願っております。
また、今般の新型コロナウィルス感染拡大により地域における医療機能の連携の重要性が改めて認識されています。リハビリテーション機能に重点を置く当院としましても、更に地域内医療機関との連携を深め、皆様にとって役立つ病院になれる様、努力してまいります。
1959年(昭和34年)開設の当院も満64年目を迎えます。昨年は光熱費・物価高騰などマイナス要因もありましたが、職員一同皆様とともに前進してまいります。
当法人内訪問看護ステーション「ふれあい田町」、居宅介護支援事業所、訪問リハビリテーション、介護老人保健施設「ケアポート三輪」、地域包括支援センターケアポート三輪との連携協力を密にしながら、「ケアミックス型の施設」として地域の中で、医療から介護まで、安心感を与えられ、便利で満足していただける施設としての役割を果たしてまいります。
最後になりましたが、本年も皆様にとりまして幸せに満ちた良い年になりますようお祈り申し上げます。