新年のご挨拶

年頭にあたり、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。本年も医療法人公生会の理念「地域の皆様と共に患者様本位の医療・福祉の実現につとめます」の目標のもと、職員一同努力してまいりますので宜しくお願いいたします。

長野県の年齢別人口推計によると、昨年10月時点で県の総人口は209万6952人で、2001年をピークに徐々に減少しています。年齢構成をみると、65歳以上の高齢化率は30.0%に達する一方、年少人口(0~14歳)は13.1%と過去最少となり、生産年齢人口(15~64歳)も57%と過去最少となりました。まさに人口減高齢者増の超高齢化社会が進行しています。今後高齢化の進展に合せ弱者としての高齢の方に寄り添う医療・介護の包括ケアが求められています。

さて昨年6月政府は、2020年度までの国・地方合わせた、基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化する財政再建目標掲げ、その実現のためのいわゆる「骨太方針2015」を閣議決定しました。その方針の中で、社会保障分野については社会保障・税一体改革を確実に進めつつ、世界に冠たる国民皆保険、皆年金を維持し、次世代へ引き渡すことを目指した改革を行っていくとしています。2018年度までの3年間を集中改革期間とし、高齢化による社会保障費自然増6700億円を5000億円(3年間で1.5兆円程度)に機械的に抑制することを決定しました。

本年度からの3年間は医療機関にとって大きな変換期になります。2016年診療報酬改定、地域医療構想の策定、2017年消費税増税、2018年診療・介護報酬同時改定、医療費適正化第3次計画が待ち構えています。国が増大する社会保障費を抑制する方向へ誘導するなか、公生会も医療の質の向上と効率的な医療提供を求めるとともに、患者様の権利を守り、判りやすく説明し、理解同意を得ながら進んでいきます。

当法人内訪問看護ステーション「ふれあい田町」、居宅介護支援事業所、訪問リハビリテーション、介護老人保健施設「ケアポート三輪」、地域包括支援センターケアポート三輪との連携協力を密にしながら、地域の中で、医療から介護まで、安心感を与えられ、便利で満足していただける施設としての役割を果たしてまいります。

最後になりましたが、本年も皆様にとりまして幸せに満ちた良い年でありますようお祈り申し上げます。

平成28年1月

院長 竹重 王仁