脳卒中後の患者様に対する理学療法について当院での取り組み

 当院では重度の麻痺がある方に対し、備品の長下肢装具(図2)を使用し、立位・歩行訓練を早期から行う事に取り組んでいます(図1)。長下肢装具を使用する事で、麻痺した脚で体を支える事ができるため、より早い時期から歩行練習を行う事ができます。また、ご自身の体にあった装具の方がリハビリの効果得やすいため、オーダーメイドの装具の作製をお勧めしています。長下肢装具はリハビリで使用し、病棟生活では上の部分を取り外して短下肢装具として使用します。

図3.オーダーメイドの長下肢装具

その他、様々な評価用の装具を揃えており、より自分に合った装具を作製することができます(図4)。

                 図4.備品の短下肢装具の一部